世界樹と小さな花
(2018/08/01)
とても恥ずかC〜〜〜妄想です。妄想し出したら止まらないんです。萌えなんです。
1000年以上も前
世界樹は風の民を見守り、また風の民も世界樹を愛し、世界樹の守り人は雨を降らせ世界樹とその周りの植物たちに癒しを与えました。
ある日、世界樹の側…しかし他の草花に隠れて目立たない場所に小さな芽が出ました。
小さな芽は一生懸命成長しようとしましたが太陽の光が当たらず、癒しの雨も届かず、花を咲かすことなくその命を終えようとしていました。
そんな芽を哀れに思った世界樹は葉に残っていた癒しの雨の雫を小さな芽に与えました。
小さな芽は見る見るうちに元気になり遂に花を咲かせました。
素朴ながらも透き通るような金色をした小さな花です。
世界樹はその小さな花を大変気に入り自分の雫を与え続けました。
そのため草花が一生を終えまた新たな生命が芽生える中、小さな花は世界樹と共に咲き続け偽りの太陽によって世界が焼かれた時も小さな花は世界樹に守られ枯れることなく花を咲かせていました。
しかし偽りの太陽の脅威が去った後、世界樹の守り人と風の民は世界樹の元へ訪れなくなりました。
風の民たちが再び訪れるのを待ち月日が流れていく中、小さな花は不思議に思いました。
風の民だけでなく動物や虫などの生き物たちさえも世界樹に寄り付かなくなったこと。
世界樹の周りに生い茂っていた植物が徐々に枯れていく一方で新たな生命が生まれていないこと。
そして小さな花を覆っていた草花が全て枯れてしまった時、世界樹が魔瘴によって黒く染まっていることに漸く気付き悔やみました。
小さな花は世界樹に言いました。
世界樹様
ぼくはあなたのおかげで長い間花を咲かせることができ、とても幸せでした。もう十分です。
ぼくに与えて下さる雫はご自身に使って下さい。
そして少しでも長く生きて、風の民を見守って下さい。
しかし小さな花と共に生きたかった世界樹はそのことばを受け入れませんでした。
世界樹は小さな花に雫を与えました。
その瞬間、小さな花は長い長い一生を終えました。
既に世界樹の雫も魔瘴に染まってしまっていたのです。
その時世界樹からたくさんの雫が大地に零れ落ちました。
それはまるで世界樹が泣いているようでした。
現在その世界樹は美しかった姿は忘れ去られ
魔瘴を生み出す呪われた暗黒大樹と呼ばれ人々から恐れられています。
そして小さな花はーーーーー
絵本とかプロローグ風。
アストルティアに5000年以上もの歴史があるならその中に前世や前前世や前前前世があってもおかしくないんじゃない?て感じです。
小さな花の色が青じゃなくて金なのは金目萌えのためです。ずっと金目に設定付けたかったんです。自☆己☆満足。
小さな花が貰ってたのは世界樹のしずく。
魔瘴で染まったら世界樹の葉も暗黒大樹の葉みたいなヤバイのになってしまうなら、しずくも毒みたいになっちゃうのかなーと妄想。
世界樹に関してはもっと本編で語られそうな気がするので仮設定というか…完全に俺設定です。